光熱費の経費削減に効く!次世代省エネシステム「Ai-Glies series」

Ai-Gliesは「デマンドピークカット」を武器に、省電力化と快適性を両立させる空調特化型の次世代省エネシステムです。
「Ai-Glies」あいホールディングス株式会社 | IoT推進室

一年のの電気基本料金は僅か30分で決まる?!

デマンドとは

デマンドとは「30分間における平均使用電力」です。
ここで言う「30分」とは、毎時0時から30分までの間、もしくは30分から60分までの間を指します。
30分を1コマとすると、一日で 24時間 ÷ 30分 = 48コマ。一ヶ月で 48コマ✕30日間=1,440コマ。 高圧受電者の場合、この1,440コマ(一ヶ月間)の中で、30分デマンド値が最も高かったコマの値が、その月の最大デマンド値(最大需要電力)としてカウントされます。 さらに当月を含む直近12カ月の中で、最も値が高かった月の最大デマンド値(kW)が電気料金に影響するのです。 なんと 17,280分の1、一年のうちの僅か30分で、一年の基本料金が決まってしまうのです。

デマンド値を抑えるためには

  1. デマンドのピーク時の使用量を管理する デマンド料金はピーク時の使用量に大きく影響を受けます。ピーク時に多くの電力を使用すると、料金が高くなります。デマンド値を抑えるためには、電力の使用をピーク時に集中させないようにすることが重要です。例えば、電力使用を均等に分散させたり、ピーク時に使用する機器や装置を制限したりすることで、デマンド値を削減できます。
  2. エネルギー効率の向上 効率的なエネルギー使用はデマンド値の抑制にもつながります。省エネルギー機器やLED照明の導入、断熱改修など、エネルギーの無駄を減らす取り組みを行うことで、デマンド値を削減することができます。
  3. デマンド予測と制御システムの活用 デマンド予測技術やデマンド制御システムを利用することで、デマンドのピーク時を正確に予測し、制御することができます。これにより、ピーク時の電力使用を最適化し、デマンド値を抑えることができます。
  4. デマンド値の監視と分析 デマンド値を定期的に監視し、データを収集・分析することで、どの要因がデマンド値に影響を与えているかを把握することができます。その結果を基に、具体的な改善策を検討することが重要です。

企業における電気消費比率の最新データ

2020年度における業務他部門用途別エネルギー消費(※1)の内訳は、冷暖房を合わせた空調費で3割です。 ただしこれは別記※1の通り飲食店などのちゅう房設備が必要な業態も含んだ統計となっており、オフィスビルや事務所などちゅう房設備をそれほど使用しない業態においては更に空調費の比率が上がることが考えられます。


出典: 【第212-1-9】業務他部門用途別エネルギー消費原単位の推移

※1 事務所・ビル、デパート、ホテル・旅館、劇場・娯楽場、学校、病院、卸・小売業、飲食店、その他サービス(福祉施設等)

空調設備の電力ピークを監視・予測・管理・分析する「Ai-Glies」

Ai-Gliesによる「ピークカット制御」

デマンドコントロール(Ai-Glies)を導入すると、30分間の需要電力が設定デマンド値を超えそうな場合、 空調で使用予定であった電力を次の30分へ自動的にシフトします。 デマンド値のしきい値はクラウドで常時変更が可能です。

快適な室内環境を犠牲にしない!スマートなクラウド管理

ビルや建物の室内環境は一定ではありません。 季節ごとの違いや、外部からの温度変化を受けやすいエリア、階数の違いを考慮してパーソナライズした制御を行うことで、省エネ性を快適性を両立させます。

導入が可能な施設環境

以下の条件に該当するお客様のみ「Ai-Glies series」の導入が可能です。
  1. 自社ビル・建物(受電設備管理・電力契約を直接している)を所有のお客様
  2. 高圧受電契約(50kW以上)をしているお客様
  3. ビルマルチエアコン・パッケージエアコンを導入のお客様
  4. 空調方式が個別空調 :セントラル(集中制御)空調、GHP(ガスヒートポンプ)、三菱重工製 はご提案対象外となります。ご了承下さい。